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コンサル村松のMarketing Tips
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印刷会社のフリーペーパー支援事業!?

フリーペーパーが増えているようです。フリーペーパーは無料配布の情報誌で、広告と
記事が一体化した新聞・雑誌形式の印刷物です。

折込チラシのような媒体と異なるのは、広告のターゲットとなる消費者に、話題を提供
する記事(読み物)が組み込まれていることです。フリーペーパーの特徴は、この記事
掲載(記事体広告と言われています)によって、読者層を年齢、地域、趣味、嗜好、
家族構成、職業などで狙いを絞り込み、広告効果を発揮しようとしていることです。

現在、中小ロットのフリーペーパーでは、不動産、賃貸住宅、求人、外食産業、衣料品、
美容、中古車、地域、商店街、風俗、趣味娯楽、企業情報など、各分野に細分化された
情報が供給されています。また、紙面情報はインターネットのホームページや携帯電話
とリンクして、多角的にリアルタイムに情報を提供するケースも増加中です。

印刷サイドから見たフリーペーパーの特質は、
 *軽量紙(薄紙)印刷である
 *安価で粗悪な用紙が利用される場合が多い(印刷適性が低い)
 *短納期である
 *スポンサー(広告主)の品質要求が厳しい
 *大ロット、小ロットが混在し、差し替えが多い
 *低コスト要求が強い
 *印刷料金の回収に不安
など、決して付加価値が高い"物件"とは言えません。

全国的に中堅クラスの印刷会社では、フリーペーパーの受注は増加傾向にあり、
同時に製造上のトラブルや売上回収での問題も増えているようです。しかし、フリー
ペーパーは既存情報誌のようなマスコミとは異なる情報提供方法であり、現代の
個別マーケティングにかなった媒体と言え、今後も増え続け、減るようなことはないでしょう。

印刷会社としても需要が増え続ける以上、いつまでも厄介な物件として扱っている
わけにはいきません。ある地方の印刷会社では、フリーペーパーの特質に視点を
置き、収益の向上に向けて、積極的に取り組むことにしました。

マーケティングや広告営業そのものは発注会社が行いますが、雑誌の企画編集、
印刷仕様の決定時点に、印刷に詳しいスタッフの参画を提案したのです。
印刷物のコストや納期は、9割方、印刷仕様で決まりますから、企画の段階で
印刷会社のノウハウを提供するのが有効な業務支援になると考え、大袈裟に
言えば"フリーペーパー支援事業"を立ち上げたのです。

用紙の選択、台割、面付けの工夫、自動組版の活用、プロセス4色インクでの
特色効果、差し替え頁の取り扱い、製本仕様の規格化とインライン化などを進め、
納期とコストを圧縮しました。

更に今後は、地図情報を活用した配送配布システムやインターネット、携帯電話の
ホームページ作成、ダイレクトメールとの連携など、ハイブリッドな情報供給による
パフォーマンスの向上を追求して行くそうです。




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